「書くこと」だけに集中する事ができる、というかそれしか出来ないポメラDM100。
このところの猛暑と梅雨空の中、可能な限り軽装を極めて出歩くために、ボディバッグにポメラと財布のみをぶち込んでのウォーキング&ノマド。
この気軽さが快適過ぎて、とにかくポメラの中に吐き出した多数の文書ファイルを、その後どのように使いまわすか、をしばし検討。。
ポメラには必殺の?QRコード変換機能があるにはあるのですが、1つのQRコードで最大300文字という制限があって長文だとちょっと面倒。
いちいちiPhoneを介在させてパシャッとやるのもなんか・・・。
本体ファームウエアのバージョンアップ(Ver.1.2.10.0)によりFlashAirを利用してのEvernote転送も可能になってはいるのですが、いかんせん、
- ポメラ→Evernoteへの一方通行(Evernote側のテキストを編集できない)
- テキストを変更しても上書きされない
- WiFi環境が必要、バッテリーが減る
などの点がイマイチ。
そもそもなぜEvernoteなのか・・・。やはりテキストは「ファイル」単位で自由に扱いたい。だとすればやっぱり、Dropboxでしょ!というこのワタシ。。
で、なんとか文章吐き出し専門マシン「ザ・ポメラ」でアウトプットしたコンテンツを、Dropbox経由でわがままに使い倒す方法を模索した結果辿り着いたのが、以前デスクトップとノートPCのファイル同期で使っていた「GoodSync」の活用。
ポメラDM100はPCとUSBケーブル接続すれば、USBメモリとして認識されるので、ポメラ本体に(私は後の利用と容量を考慮してポメラに挿入したSDカードにしましたが)USBメモリ用シンクロソフト「グッドシンク2Go」をインストール。
ポメラとのシンクロ用ならとりあえず無料版で充分。
PCにダウンロード後、言語を「日本語」にしてインストール開始すると、 インストール先ドライブを聞かれるのでポメラ本体(またはポメラのSDカード)を選んで「インストール」。
PCのエクスプローラーでリムーバブルディスク(ポメラ)を開くと、「GoodSync」フォルダが出来ているのでそれを開くと、
様々なファイル群の中に「GoodSync2Go.exe」という起動ファイルがあるのでそれをクリックしてGoodSyncを起動。
(ちなみにこのexeファイルのショートカットをPCのデスクトップ画面などに作っておけば、次回以降ポメラをUSB接続→ツール→PCリンクで接続確立後、このショートカットをクリックするだけになるので楽です。)
ポメラとDropboxを自動同期するための新規ジョブを作成します。
ジョブ名は適当に(Dropboxと同期、とか)入力。
ジョブタイプはもちろん、「同期(シンクロ)」で。
これで、ポメラで入力したテキストをデバイスを問わず編集・加工できるのは当然、パソコンやiPad・iPhoneでアウトプットした文章もポメラで編集可能に(^^)v。
左側の「参照」にはDropbox内のフォルダ(新たにpomeraなどのフォルダを作る)を選択。
右側の「参照」はポメラ内の同期したいフォルダを選択。
(シンクロしたいテキストファイルをそれぞれ上記で設定したフォルダに保存する。)
続いて「アクション」の「解析」をクリックした後、「シンクロ」をクリックすれば、同期完了。
これでもう、頭の中の徹底的な吐き出し作業はポメラでひたすらアウトプット、その後PCと接続してGoodSyncでDropboxシンクロOK!。
無料でここまで出来れば御の字。
ポメラDM100に対する愛着がまた一段と深くなった気がします。
やっぱりファイルの扱いに制限があるのって、ストレスになりますからねぇ。。