灘高校の1年生Tehu君が作ったという、放射能の数値を入力するだけで身体への影響を表示するiPhoneアプリ「放射能計算機」、秀逸です。
今回の震災で初めて耳にした方が大多数であろう恐怖を伴う測定単位、「シーベルト」。
ただしそれが一体どれほどの危険度を表すものなのか、さらに新聞・テレビ・その他各情報ソースによってマイクロなのかミリなのか、時間単位なのか年単位なのか、に統一性が無く、正直即座に理解することは困難。
で、この「放射能計算機」は、シーベルトの数値と単位、それと時間単位の3つをタップするだけで、文章で分かりやすくその影響度・危険度を表示する仕組みとなっています。
試しに、例の「microsievert.net」の数値を入力してみました。
埼玉県の4月13日現在の数値、「0.061μSv/h」をとりあえず入力。
テンキーで数値をタップ、その後μSvと/hourをタップ。それだけ。
すると上部のシーベルト数値の下に、それがどのようなレベルなのかの説明文が。。
もちろん、この情報のみで判断する訳にはいかないことは当然のこととしても、全く持って意味不明の数値・単位を、誰でも出来る簡単な操作で誰もが理解出来る文章に置き換えてくれるだけで、情報としての価値が数段上がるのは確か。
さすが灘高生、あっぱれです。