仕事柄、いわゆる「創造力」や「アウトプット力」、「文章をスムースに書き出す」ためのノウハウやメソッドを模索している中で、数年前に偶然出会った一冊の本「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」。
その中で紹介されている「モーニング・ページ」は、至って凡才なこの私にとってはまさに人生を変えるほどのアウトプットメソッドのひとつです。
先日、書店で見かけた、同じ著者であるジュリア・キャメロンの「あなたも作家になろう―書くことは、心の声に耳を澄ませることだから」を読み、「モーニング・ページ」というものの奥深さについて再認識。
いわゆる「小説家」や「職業文筆家」を目指すための限定的なテクニックなどではなく、すべての人間にとって「書く」ということはどれほど価値ある作業であるか、ということが連綿と実際の体験談をもとに綴られています。
モーニング・ページとはようするに、毎朝起き抜けにA4ノート3ページ分、思いつくまま何物にもとらわれずただひたすら頭の中を書き出す、というシンプル極まりないもの。
そこにキャメロン氏の30年に及ぶ「書く」ことについての深い哲学が内在しているわけですが、実際それを続けていくと、特に私の場合、悪筆なので後で判読しずらく^_^;、さらに物理的に「紙のノート」がどんどん溜まっていく、それともうひとつは、やはり頭の中を丸裸にしたものなので、他人(例え家族であっても)に見られるのはちょっと・・・、という3つの問題が浮上しておりました。
キーボードで入力し、PCの奥底に保存しておけば、、とも考えたのですが、やはりペンを持っての手書きの方が、脳の働きから言ってもベストなわけで・・・。
で、その3つの問題を一気に解決出来そうな方法が突然閃いたのです。
それが、iPadに入れた7notes for iPadの「手書き文字認識機能」を使ったモーニング・ページ。
7notesの手書き文字認識精度は異常に高く、私の殴り書きでも殆ど完璧にテキスト文字に変換してくれます(^^♪。
それに、当たり前のことですが、もういくら書いても物理的に増えるものは一切なし、ノート代も不要。
iPadのパスワードで他人に観られる心配も無し。
なぜもっと早く、ここに気づかなかったのか。とにかく完璧です。
ただひとつ、この方法で2,3日モーニング・ページを続けていたら右腕にかなり疲れを感じるようになったのです。
原因はスタイラスペン。
とは言っても個人的にも世間的にもかなり高評価のプリンストンのスタイラスを使用していたのですが、何と言っても毎日A43ページ分もの文字を書くにはさすがにちょっと不向き、なゴム製のペン先。
なのでここは7notesの開発元、metamojiさんが拘り抜いて作り上げた「特殊な導電性繊維」のペン先を持つ「iPad/iPhone用スタイラスペン Su-Penを試して見ることに。。
(左がSu-Pen、右がプリンストン製。)
これはなんという書き味!正直ネット上で絶賛されている数々のレビューを今までスルーしてきたことをただただ後悔。。
先日iPadの液晶カバーシールを剥がしていたのも功を奏して、抜群のスムースな書き心地。
いくら書き続けても、ほとんど疲れを感じない。
まさにiPadを使用してのモーニング・ページにはうってつけのスタイラスペンです。
ニュータイプは繊細なペン先を保護するキャップ機能付きなので取り扱いもラク。
iPad、7notes、そしてSu-Pen。
私にとってのモーニング・ページのための三種の神器となりました。
iPad/iPhone用スタイラスペン(タッチペン) Su-Pen P170M-CLA (定価2,980円) (アクアブルー)
ずっとやりたかったことを、やりなさい。
あなたも作家になろう―書くことは、心の声に耳を澄ませることだから