先日丸善本店1Fのビジネス書売り場をぶらぶらしていて目に飛び込んできた、「シゴタノ!手帳術」。
自他共に認める?手帳マニアであるこの私、思わず手に取りペラペラと内容確認。。
スマホやタブレット、多種多様なアプリ・ウェブサービス等が溢れるほど豊富なこの時代、誰もが悩む「デジタルとアナログ」の両立、使い分け。
そのあたりのヒントや解決策が、倉下忠憲・北真也両氏の実際の運用術に基づいて詳細に述べられています。
「ふむふむ、、、」とページをめくるその手が止まり、私を「はっ!!」と刮目させたのが、
ほぼ日手帳カズンを用いる理由は、カレンダー形式のマンスリー、見開きのウィークリーバーチカル、1日1ページのデイリーといったリフィルがすべて一冊に収まっているからです。私が知る中で一年分のウィークリーバーチカルと1日1ページのデイリーの両方を備えている手帳はほぼ日手帳カズンだけです。(P81より)
という部分。
確かに・・・。
過去20年以上にわたり、ありとあらゆる手帳類を使ってきましたが、なぜかこの「ほぼ日手帳」というものだけは、一度も食指を動かしたことすらありませんでした(理由は、、永くなるので割愛します(^^;)。ご想像にお任せします)。
が、この上記一文を読んだ途端、軽く衝撃が全身を駆け巡ったのを今でも鮮明に記憶しています。
そう、思い起こせば20年以上前、私が手帳オタクになったのは、分厚いシステム手帳カバーにマンスリー・ウィークリー・デイリーのリフィルを目一杯挟み込み、試行錯誤の末『完璧なタイムマネジメント&仕事管理システム』を構築し、まさしく「人生が劇的に変わった」のがキッカケ。
時代の流れと共に、その多くの部分がgoogleカレンダーやiPhone、ToDoアプリなどに取って代わりつつありますが、やはりアナログな「手書き」のよさ、素晴らしさも捨てがたく、結果、情報の散乱化という状況を生み出してもいました。
そんなこんなを思い巡らせながら、この「シゴタノ!手帳術」を読み進めるうちに、どうしても「ほぼ日手帳カズン」を使い倒したい衝動に駆られ、本をゲットしそのまま4Fの文具売り場へ。
たしか手帳特集の雑誌で「ほぼ日手帳の4月始まり版」があったことを思い出しつつ店内を物色するも見あたらず、店員さんに尋ねると、
「ほぼ日手帳は完売で・・・、たしかほぼ日には4月始まりはなかったかと・・・。」
「そんなはずは・・・?」と思いつつも、丸ビルのロフトにほぼ日手帳専用コーナーがあったことをふと思い出し、ロフトへ移動。
やっぱり、ありました、「ほぼ日手帳2012 spring(4月始まり版)」が。
早速カズンの2012 spring版を購入。
まずはマンスリー。
そしてバーチカルタイプのウィークリー。
そして「ほぼ日手帳」の真骨頂、デイリーページ。
写真シール付きのライフログもバッチリ。
やはり一冊の手帳で全て網羅される、というのは精神衛生上も情報管理の効率的にもベストですねぇ。。
終身雇用の終焉に伴い増えつつあるフリーエージェント・ノマドワーカーにとって、最重要なのは「セルフマネジメント」。
「何をすれば良いかはほぼ日手帳が教えてくれる」と明言し、私にほぼ日手帳を再認識させてくれたこの一冊に、感謝です。
シゴタノ!手帳術