今の時代、デスクワークでPCを使う企業、ビジネスマンにとって、スカイプの利用はごく当たり前のことだと思いますが、いかんせん外出時、スカイプのためだけにわざわざノートPCを起動させる気にはなれません。そんなときこそ、スマートフォンです。
が、せっかくWMマシンのS21HTを使っているにもかかわらず、windows mobile用のスカイプは、S21HT(Touch Diamond)では容量不足でインストールさえ出来ませんでした。
そのモバイル用スカイプが、6月29日に「3.0.0.256」にバージョンアップされ、やっとS21HTでもスカイプが利用できるようになりました。
と言うわけで、早速インストール。
まずはPCとS21HTをUSB接続した上で、Windows® Phone用Skype 3.0ベータ版 からダウンロード。
(ページにはベータ版とありますが、Ver3.0.0.256は日本語正式版となっています。)
後は画面の指示に従って行けば、スムースにインストールできるはず(注:内部ストレージにインストするとエラーで起動できません。必ずデバイスにインストール)。
無事インストール完了後、デスクトップPCの前に妻を待機させ、そのスカイプアカウントに、離れた部屋からタッチダイヤモンド(新規アカウント設定済み)で発信テスト。
音声端末のおかげか、驚くほどクリアな音質です。
今回のバージョンアップで、Windows Mobile端末同士、またはWindows Mobile端末とPCの間でファイルの送受信が出来るようになったようなので、ついでにそれもテスト。
ファイル送信は「チャット」のメニューにあります。
チャット開始後、メニューから「ファイルを送信」をタップすると、端末内のファイル一覧が表示されるので、送信したいファイルを選択し、「送信」をタップで手続き完了。
すると受信側のチャット画面に、送信されたファイルのアイコンが表示されるので、「保存」をクリックした時点で受信が開始される仕組み(ウイルス対策)。
当然ですが、S21HTから直接スカイプクレジットも購入できます。
なにはともあれ、やっとTouch Diamondでのスカイプが実現した訳ですが、考えると日々の進歩はすさまじいものです。
どんどんモバイルオフィス環境が整い、望むなら好きな場所で、好きな時間にビジネスが行えるようになりつつあります。
5年後、10年後のビジネス環境は、一体どうなっているのでしょうか?楽しみです。