日経Associe「超シンプル仕事術」は20年前のデジャブ

アキバでノマドした帰りがけ、ヨドバシ2FのPC書籍売り場に立ち寄り、ふと目に飛び込んだ「超シンプル仕事術」のタイトルに思わず日経アソシエをゲット。

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この手の特集号は、若き日のトラウマからか、今でも脊髄反射で即、手が出てしまいます(笑)。

まあホント、壮絶な職場でしたからねぇ。。。ちょっとでもムダや時間のロスに繋がる仕事ぶりが見つかるや否や、そりゃもう、生まれてきたことを後悔せざるを得ないほどの叱咤が全身に浴びせられる環境に長年在籍していた私は、もうありとあらゆる仕事術・時間管理術の本をむさぼり読んでいましたから。。。

読むだけでなく、「これは」と思うものは全て実際に実行してみました。

お陰様で、元々大雑把でルーズなこの私でも、作業効率の鬼と化すことができました。

特に、独立した後は何でも自分でやらなければならない時期がありましたので、サラリーマン時代に給料をもらいながら、これらのノウハウを密かに?身につけられたことに今では感謝しています。

下記写真はもう15年以上前から使用しているSEIKOのストップウォッチですが、私のタイムマネジメントの基本は、これでもう何から何まで今後繰り返されるだろう事の所要時間を計りまくり、記録することから。

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一見面倒極まりないようですが、「あれはだいたいこれ位・・・」と思っていることが、実際に計ってみると驚くほど想像より長かったり短かったり。

(通常の時計ではなく、ストップウォッチを使うのがミソ。時計ではすぐ挫折します。やってみれば分かりますw。)

今回のアソシエをパラパラめくりながらふと感じたのは、20年以上前に読んでいたビジネス誌とのデジャブ感。

唯一の違いは、昔のそれが、ビジネスマンの「未来予想図」、で今手元にあるアソシエ等のこれらを特集したビジネス誌が、それらが実現した後の実際の活用術、であることくらい。

考えてみると、昔の雑誌編集者の想像力というか先見の明はかなり高度だったんですねぇ・・・。

今日現在実現している、ビジネスマンを取り巻くIT環境と同等の事象が、「未来のスーパービジネスマン像」として当時のこの手の雑誌に図解入りで詳細に記述されていたのを鮮明に思い出しました。

遠い若き日の私は、思い切りそのイメージに感化され、ほぼ毎週のように秋葉原を徘徊し、2~30万のノートパソコンを年に3~4台も買い換え、異常に高いパッケージソフトや書籍、周辺機器を手当たり次第購入し、今は無きラオックス・ザ・コンピュータ館に、少なくとも年間200万円は消費していたと思います。

まあその甲斐あってか、今ではこうして曲がりなりにもパソコン一台でご飯が食べられるようになったわけですから、返す返す、昔の厳しい上司と各種情報誌には感謝の念に堪えません。

そういった想いも含めて、つい今でもこういった雑誌や書籍は咄嗟に買ってしまうんだなあと、この文章を書きながらそう気づきました。

また未来の私に深く影響するようなキッカケを与えてくれるやも知れませんし・・・。