最近気になっている苫米地英人氏の著書の中から、「本当はすごい私 一瞬で最強の脳をつくる10枚のカード」を購入、先ほど読み終わりました。
誤解を恐れずに言えば、短期間で、例えば年収500万円→2,000万円になりたい人は一読、否、熟読の価値はあると思います。
古今東西、およそ「成功哲学」と称される類の書籍は星のあまたほどありますが、どれもとどのつまり、”潜在意識”をどれだけ合目的化できるか、その一点が「答え」です。
で、この「本当はすごい私」では、「ゴール」「コンフォートゾーン」「スコトーマ」がキーとなっていて、仮の目的(例えば年収2,000万円になる)を現在の自分の”コンフォートゾーン”に刷り込めれば、あとは自動的に実現される、その理論と実際が多少抽象的ではありますが、述べられています。
最近の引き寄せブームの端緒となった、「ザ・シークレット 」にも記述があるように、神代の昔?から、なんらかの理由によって、ごく限られた人々のみが知り得た「思考実現化」の、単純にして明快な(それ故、秘中の秘だった)メカニズムが、最新の脳科学により解明されつつある今、もはやそれを「やるか、やらないか」でその後の人生が決定される時代なのかもしれません。
例えば、このブログにもたびたび登場するように、私にとって、「江ノ島」はコンフォートゾーンそのものです。
普段生活している「自宅」及びその周辺も、私にとってはコンフォートゾーン。ですが、自宅兼オフィスの為、仕事が立て込んでくると、次第にそこが「苦・不快」なゾーンと変貌し、私の潜在意識は、「江ノ島」というコンフォートゾーンを渇望します。
で、江ノ島へは何度も訪れたことがあり、明確な「快」のイメージがあり、「よし、江ノ島へ行くぞ!」というスイッチが入れば、あとは道順など知らずとも、カーナビに目的地設定し、アクセルとブレーキ・ハンドルを操作するだけでほぼ確実に2時間後には江ノ島の海岸に立っている、ようするに、この一連の現象が、苫米地氏の言う「コンフォートゾーン」設定による人間の目的達成のメカニズムに近いかなと思います。
(まあ、成功哲学とは、おしなべてそう言うものですが・・・。)
我々の潜在意識は車に例えればカーナビ、しかも現在のそれとは比較にならない、無限の能力を秘めた「カーナビ」だということ。
で、あまりにも江ノ島好きの私にとって、「ハワイ」や「エーゲ海」などが「スコトーマ(盲点)」でしょうか(笑。。。
この本は、その「年収2,000万円」「江ノ島」にとどまらず、さらにその上の「とりあえずのゴール」を目指す方法が述べられています。
所詮、年収だの部長、社長になる!だのは、資本主義社会の「奴隷の夢」に過ぎないと。
まあこの辺は、長くなるので割愛しますが、「本当はすごい私」の後編は、付録の「10枚のカード」の解説となっています。
この解説をよく理解した上で、毎日何度も、この「10枚のカード」を眺めることにより、「思考の抽象度」を上げ、より速く「最高の自分」に近づける仕組みとなっています。
私は東急ハンズで見つけた厚めのカードケースに入れて、ことあるごとに眺めるようにしています。
何事もそうですが、真実・原理原則とは常にシンプルで、それが故にほとんどの人はそれを実行しません。なぜか、高価で複雑なものをありがたがるものです。
真実には、ある”気づき”はどうしても必要ではありますが、「気づき」とは、試行錯誤の中でのみ、起こりうるものです。
ようするに、「知って、やったもの勝ち」だと、常々そう思います。
本当はすごい私 一瞬で最強の脳をつくる10枚のカード