私は中古車が嫌いで、なぜか車検も嫌いときているので(失笑)、結果2年半ごとに、車を買い換えています。
そのくせ、年に1万キロも走らないので(おかげで下取りが毎回MAXに高い。だから買い換える気にもなるのかも)、あまり燃費やガソリン単価は気になりません。
なので、あのスタイリングがイマイチ好みではないのと、価格の割高感から、プリウスは今まで私の購入検討対象車にはなったことがありません。
先日、なじみのトヨタディーラーに立ち寄ってコーヒーをご馳走になりながらショールームにあった「新型プリウス」を眺めていると、以外と今回のスタイリングはそれほど嫌な感じではなく(カラーがブラックだったので、シャープに見えたのもありますが)、価格の方も、ホンダのインサイトの低価格戦略?に対抗して、リーズナブルになっていました。
まあそれにしても、1ヶ月で18万台受注、納車6ヶ月待ちとは、この経済状況下にしては、結構な売れ行きです。
それほど日本国民は、「地球温暖化」「エコ」について、真摯に立ち向かう国民だったのか?と言うわけではなく、やはりそこは「インセンティブ」がかなり功を奏しているということですかねぇ。。。
エコカー減税で、取得税・重量税が免税 or 排ガス基準低減レベルや燃費基準により50%または75%の減税、エコカー補助金で最大25万円、という、ようするに”割安感”と、購入後の燃費向上によるコスト減が、プリウス購入のモチベーションになっているのでしょう。
夕方のニュース番組でも、既存顧客リストの中から、13年以上買い換えしていない顧客(13年に達した古い車の廃車を伴うハイブリッドの新車購入で補助金25万円)にターゲットを絞り、ディーラーがエコカー減税・補助金を”エサ”に、「電話営業」しまくる映像が流れていました。
何か、国と企業の「合同マーケティング戦略」に見えてしまいました。
結局、その財源は、我々の税金で賄われるわけで、トヨタやホンダが値引きしてるわけじゃ、ないんですけどね。。。
今、「太田総理」見てたら、丁度その辺のことを取り上げていましたが、相も変わらずの箱物作り、昨年度7億円だった予算がいきなり1,000倍の7,000億円に跳ね上がったその理由説明が支離滅裂だった再就職支援など、無駄遣い予算とそれに対する自民党議員の弁明に、いまさらながら、「なんだかなぁ・・・」と。
番組中の街頭インタビューで、女子高生達が、
「エコカーって・・・超ウケるんですけどっ・・・」
「オマエの彼氏、エコカーかよっ!!」
「超カンキョーにいいじゃんっ!!!キャハハハっ!!」
「みたいな~」
ですと。。。
痛烈な風刺漫画を、遙かに超えた感性です、さすがです、ニッポンの女子高生。。。恐るべし。。。
エコカー減税について参照↓
Honda | エコカーをぐっと身近にする、エコカー減税&補助金