「MINI」ディーラーのダイレクト・マーケティングがかなりイケてる件。

miniホームページ

ここ数ヶ月、街行くクルマがMINIばかり、に見えて仕方がないKOUです。。

記憶は定かではありませんが、かなり以前、確か1年以上前にMINIのサイトで車種とオプションのシミュレーションを行ってみたことがあります。

なにせベースのモデルやカラーリング、オプションなど、これほど多種多様なクルマは滅多にありませんからねぇ。。

ま、そこがこのMINIの魅力の一つ、でもあるわけで・・・。

で、その後(こちらの要望通り)メールとカタログ一式(オシャレなヤツ)が送られてきました。

結局、あーでもない、こーでもないと悩みつつ、1年近く経過したわけですが、その間幾度となく(今日現在に至るまで)絶妙な頻度で、これまた”絶妙な”ボリュームのダイレクトメールがゆうメールで送られてくるのです。

しかも最寄りのディーラーから。

長3封筒サイズのコンパクトにして毎回凝ったデザイン、けしておざなりではないファン心をくすぐる「キャンペーンプレゼント」案内とともに。。

例えば↓こんなのや、

MINIからのDMその1

MINIからのDMその2

ときにこんな↓凝ったモノまで。。つい窓辺に飾ってしまいます、ね(*^-^*)。

MINIからのDMその3

MINIと顧客双方への、愛を感じます。

「ザイオンス効果」も抜群。アタマからMINIが離れません。

けして大げさではなく、1時間ほど車を走らせるだけで、駐車場に止まっていたり前後左右を走る膨大な数の車の中から、毎回10台以上MINIが目に飛び込んでくるほどに(^^;)。

実は同時期に、某国産メーカーのサイトで同様のアクションをしたのですが、たった一度、営業マンがおざなりにおいて帰るような”重厚長大”なだけのけして魅力的とは言えないA4サイズのカタログ一式が角2サイズの封筒でバサッと届いただけ。それっきり。

その差は歴然。そんなことでン百万もするモノが売れるんなら誰も苦労はしません。

何のために莫大なコストをかけて見込み客リストを取得しているのか、まるでわかってない。

「AIDMAの法則」や「AISAS理論」は伊達にマーケティングのフレームワークとなっているわけじゃありません。

「法則」に則った施策を行えば、事程左様に興味関心を持った「見込み客」が購買心理へと突き進み、そうでなければ一気に興味を失う。

待っているのは「プライスバイヤー」と「価格競争」のみ。

「デフレ」や「長引く不況」以前の問題。。

「顧客視点」で世の中見渡せば、いくらでも「儲けのヒント」が転がっているもんです。