写真や書類がなかなか整理できず、収納スペースに困ることありませんか?そんな時に便利なのが、スマホで写真や書類をデジタル化して保存ができる「スキャンアプリ」です。
スキャンアプリを使えば、簡単に紙面などをデータ化できるため、写真や書類などもスッキリとまとめることができるのです。
そこで今回は、iPhoneやandroidで利用できるおすすめスキャンアプリ3選と、メリットや選び方などもあわせてご紹介します!
スキャンアプリのメリットとは?
スキャンアプリのメリットは、簡単かつ綺麗にデータを取り込むことができるという点です。スマホのカメラで写真や書類を撮影しただけの場合、影や傾きなどがどうしても気になりがちです。
しかし、スキャンアプリを使うことで、こうした問題を修正・補正して綺麗な状態で保存することができ、書類の文字を抽出してテキストデータ化することも可能になります。
捨てられない写真や書類などもスマホにまとめて保存し、ペーパーレス化が可能になるのがスキャンアプリなのです。
スキャンアプリの選び方は?3つのポイント
ここでは、スキャンアプリを選ぶ際に注目すべき3つのポイントをご紹介します。
①スキャンの認識タイプを選ぶ
スキャンアプリには、「自動認識」と「手動認識」という2種類の認識タイプがあります。
自動認識タイプは書類にカメラを向けるだけで認識するため、大量のスキャンを行う場合に適しています。ただし、スキャンする部分がズレてしまう場合があるため、読み取る際に置く場所などを工夫する必要があるでしょう。
手動認識タイプは、自動よりも正確なスキャンができるため、精密なデータ化を行いたい場合に適しています。読み込み範囲を選択できるので不要部分の誤認識がありませんが、スキャンに時間がかかるため大量のデータ化には向いていません。
自動・手動はどちらも一長一短であるため、自分の用途に合った認識タイプを選びましょう。
②保存形式を確認する
スキャンしたデータを編集する場合、ツールに対応したファイル形式で保存できるかを確認する必要があります。一般的なスキャンアプリでは、JPGやPDF スキャンデータを保存することができますが、アプリによって仕様が異なります。
アルファチャンネルを含んだPNG、Wordソフトで編集するDOCXなど、スキャン後に使用する形式で保存できるスキャンアプリを選びましょう。
③ページ結合機能を確認する
スキャンアプリは、ページ結合機能が搭載されているのが望ましいです。複数ページある書類をスキャンする場合、各ページごとに独立したファイルとして保存されてしまうとデータがかさばってしまいます。
そんな時にページ結合機能があれば、枚数の多い書類をひとつのファイルとして保存できるため、スキャンデータがかさばって見にくいといったことがなくなります。
複数のページをスキャンする場合は、スキャンアプリがページ結合に対応しているかを確認しましょう。
おすすめスキャンアプリ3選
種類が豊富なスキャンアプリの中から、人気のあるアプリを厳選して3つご紹介します。
①Microsoft Lens
- 販売元:Microsoft Corporation
- カテゴリ:仕事効率化
- 対応OS:iOS/Android
- 保存形式:PDF、Word、PowerPoint、vCardなど
- 価格:無料
ホワイトボードや書類をスキャンし、トリミングや拡張を使ってデータ化が行えます。また画像をPDFやWordなど他の形式に変換することも可能で、手書き文書のデジタル化やOneDriveに保存も行えるようになっています。
②CamScanner
- 販売元:INTSIG Information Co., Ltd
- カテゴリ:仕事効率化
- 対応OS:iOS/Android
- 保存形式:PDF、JPG、Word、TXTなど
- 価格:無料(*App内課金有り)
テキストを自動認識してWordを作成・編集することが可能で、正確なトリミングや自動調光によって物理的なスキャナーに匹敵する品質を誇ります。また、透かしやタグ、メモの追加なども行うことが可能です。
③Adobe Scan
- 販売元:ADOBE SYSTEMS SOFTWARE IRELAND LIMITED
- カテゴリ:ビジネス
- 対応OS:iOS/Android
- 保存形式:PDF、JPGなど
- 価格:無料(*App内課金有り)
テキストを自動認識する強力スキャンを搭載し、あらゆる文書をデジタルファイルに保存して整理します。切り抜きやカラー補正といった編集を行うことができ、Acrobat ReaderでPDF スキャンを開くことでコメントの追加や署名といった編集が可能です。
最後に
スキャンアプリは、必要に応じて画像編集アプリなども必要です。仕事やプライベートでかさばる写真や書類は、デジタル保存して活用・管理をしましょう。