Xiaomi(シャオミ)がやっと日本に投入したハイエンドスマホ「Xiaomi 11T」と「Xiaomi 11T Pro」ですが、超ハイエンドで満足度が高いのに、6万円台は素晴らしいですよね!なので、今回は「Snapdragon 888」を採用している「Xiaomi 11T Pro」だけのレビューをします!
Xiaomi(シャオミ)とは
まずは、わからない方へXiaomiのちょっとした説明をします。Xiaomiは中国の北京市に本社を置く総合家電メーカーです。今年の4月から6月でのスマホ販売台数は、サムスンにだけ負け、グローバルで2位になりました!世界中で人気となった理由は、なんといっても高性能、高品質で、安い価格で購入できるスマートフォンだからですね。2019年に日本でも販売を介されてから、コスパがいい格安スマホとして非常に注目を集めています。
Xiaomi 11TとXiaomi 11T Proのスペック
同時に発売になったので、どちらを購入すればいいかって、迷ってしまいますよね。値段で考えると「Xiaomi 11T」でも充分ハイエンドですが、やっぱいFeliCa/おサイフケータイで、17分で充電100%っていうのが「Xiaomi 11T Pro」の最大の魅力です!
スペックの違いは下記の通りです。
スペック | Xiaomi 11T | Xiaomi 11T Pro |
OS | MIUI 12.5(Android 11) | MIUI 12.5(Android 11) |
SoC | MediaTek Dimensity 1200 Ultra | Snapdragon 888 Qualcomm |
GPU | Mali-G77 MC9 | Adreno 660 |
RAM | 8GB | 8/12GB |
ストレージ | 128/256GB | 128/256GB |
ネットワーク | 5G対応 | 5G対応 |
画面 | 6.67型有機EL(2400×1080) | 6.67型有機EL(2400×1080) |
ディスプレイ機能 | 120Hzリフレッシュレート、Corning Gorilla Glass Victus | 120Hzリフレッシュレート、 Corning Gorilla Glass Victus |
メインカメラ | 1億800万画素メイン+800万画素超広角+500万画素マクロ | 1億800万画素メイン+800万画素超広角+500万画素マクロ |
フロントカメラ | 1600万画素 | 1600万画素 |
ビデオ録画 | 4K/30fps | 8K/30fpsと4K/60fps |
バッテリー容量 | 5000mAh | 5000mAh |
充電 | 67W充電 | 120W充電 |
充電器 | USB Type-C/充電器付属 | USB Type-C/充電器付属 |
サイズ | 164.1 x 76.9 x 8.8 mm | 164.1 x 76.9 x 8.8 mm |
重さ | 203g | 204g |
本体色 | ホワイト、ブルー、グレー | ホワイト、ブルー、グレー |
その他 | NFC、Wi-Fi 6/BT5.2、デュアルスピーカー | NFC、Wi-Fi 6/BT5.2、デュアルスピーカー、HDR 10+ |
ハイエンドスマホ「Xiaomi 11T Pro」を使ってみて
17分でフル充電!
一番気になっていた120W急速充電対応ということで、わずか17分で5000mAhの大容量バッテリーを100%充電できるのは疑っていたが、同根の120W充電を使って何回か試したところ15分(まだ10%近かった)~18分ぐらいでフル充電できました。充電するのをすぐ忘れる自分にはぴったりのポイントです!朝起きてからも、20分さえあれば、バッテリー100%で通勤できます!製品発売日に話題になったのが納得しますね!
動画撮影、動画視聴やスマホゲームにこだわる人にはもってこい!
『魔法のような映像体験を』といった魅力的なセールスポイントで注目を集めたXiaomi11TシリーズのProにはハイエンド用定番の「Snapdragon 888」を採用していて、今回のレビューにはProのRAMは8GB、ストレージは128GBを使いました。どんなアプリの操作や切り替えなどもスムーズに動作するので、日常だけに使うにはもったいないスペックです。
ディスプレイのサイズは6.67インチ(2400 x 1080ドット)で、FHD+のAMOLEDを採用していて、リフレッシュレートは120Hzと高く、FPSゲームやTPSゲームには非常にパワフルです。輝度はHBM 800 nit (typ)、ピーク輝度1000 nit (typ)と明るく、10億色の表示やDolby Visionに対応しているので、どんなゲームも高画質で遊べる、楽しめる優れたスマホです。動きの多い動画でも滑らかに再生できました。さらに、タッチ操作が高感度でストレスフリー、文句なしのゲームプレイもできました。
大きさは片手でも持ちやすく、ゲームをプレイするにはちょうどの164.1 x 76.9 x 8.8 mmで重さは約204g、ちょっと重く感じましたね。ゴリラガラスの最新バージョン『Corning Gorilla Glass Victus』を採用し、ディスプレイ評価機関であるDisplayMateにて最高評価の「A+」を受けていて、画面は簡単には割れたりしないでしょう。
気になる動画撮影では驚くほど夜でも明るく撮れました。ハイエンドの魅力を見せつけ、無難に撮影にはノイズが目立たず、建物、雲や道路を明るく見やすく撮れます。強力な手ブレ補正は4K60pでも使えるし、ポストプロダクションでのカラーグレーディングの余地がある HDR10+ での 10bit 記録もできます。「Xiaomi11T Pro」はトリプルカメラを備えていて、組み合わせは1億800万画素のメインカメラ、800万画素の超広角カメラと500万画素のマクロカメラです。この組み合わせのおかげでクリアで精細な写真や動画が撮影できてしまうんだと思います。映画みたいに撮影できる「ムービー効果」の機能では色々試して、遊ぶのも楽しいと思いました。ただ、すこし練習をしなければ使いこなせるのは難しいかと思います。
おサイフケータイ
「Xiaomi11T Pro」はFeliCaにも対応していて、スマホでSuica、楽天Edy、nanacoなどといったおサイフケータイ機能も利用できる。電車に乗るときやショッピング、コンビニを利用する際などに、財布を出さなくてもスマホを「ピッ」とかざすだけなので非常に便利です。よくおサイフケータイを使うのなら、「Xiaomi11T」よりも「Xiaomi11T Pro」を購入するのをお勧めします。
5G通信
対応バンドは2G、3Gと4G以外にも最新の通信規格5Gにも対応しています。SIMフリースマホで、ドコモ、ソフトバンク、楽天モバイルとauとすべて使用でき、5G対応バンドは「n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78」と幅広いので、どの回線でも5Gが使えます!
防水防塵
「Xiaomi11T Pro」防水と防塵性能は「Xiaomi11T」と同じで、IP53です。IPX3は「垂直より左右60°以内からの降雨によって有害な影響を受けない」とIP5Xは「粉塵が内部に侵入せず、若干侵入しても正常運転を阻害しない」を表すので、IP53は「雨が降っても大丈夫」「砂埃があっても大丈夫」のレベルですので、海での散歩や、雨の日に傘を忘れても大丈夫ですね。
まとめ
今回のXiaomiのシリーズでは、3世代のアンドロイドシステムのアップデートが可能になりました。さらに、デバイスにはセキュリティパッチが4年間適用され、もっと長く使えるハイエンドスマホになったとも言えます。6万円台とは思えないほどのハイエンドの出来上がりで、スペックに妥協せず、高品質なディスプレや高性能なカメラを体験できます。この性能で比較的に安いというポイントでは、今年のナンバーワンになれるかも知れませんね。