「情報」が価値を生む「知識社会」を生き抜かねばならぬビジネスパーソンにとって、文字情報のインプット処理能力は、高いに越したことはありませんね。
今更言うまでもない話ですが、その情報源は新聞・雑誌にとどまらず、メルマガ・ブログ・ツイッター・Facebook等々、日々増大する一方。
で、やはりどうしても身につけておきたいのが、「速読術」ではないでしょうか?
速読術は知識社会の必須スキル。でも述べた通り、かなり以前に私が意外と簡単に速読をマスターすることが出来た「ダイナブック速読」というMS-DOS版のPCソフトに非常に近いものが、iPhoneアプリにあるのを発見し(しかもたったの200円)、早速試してみました。
それがSokudoku〜速読訓練〜。
これは素晴らしい。考えてみれば、時代は「電子書籍化」、ツイッターやブログもPCやiPhoneで読む時代。
iPhoneで速読訓練とは、理にかなっている気がします。
訓練用の文章は、あらかじめ格納されているものの中から選ぶもよし、
他のサイトやブログ、自分の文章なども入力出来ます。
また「青空文庫」から直接取り込むことも可能。
まずは「測定」で、現在の自分の「読む速度」を計測してみる。
次に、自分が文字を読む速度より若干早めのスピードで、「訓練」をタップ。
すると、今度は自動的に、一行ずつ文章が画面に次々と現れては消えるように表示される。
その際、「ピッ、ピッ、」と電子音がなり、頭の中で速読の最大の敵?「音読」をしてしまうのを防いでくれます。
なので、一文字一文字を追いかけるのではなく、パッと文章全体を認識するようにするのがコツ。
人間の目は、もともとそういうようにできているらしいですので・・・。
「縦書き」にも対応しているので、新書などの速読訓練にもOK。
さらに、画面に流れるように現れる○の中に△や□がいくつあるかを数える「眼球移動訓練」や、
一瞬で文章全体を認識するための認識幅を広げる「周辺視野拡大訓練」もゲームとして楽しみながら行えるようになっています。
ダイナブック速読にもこれらと同様の訓練がありましたが、この周辺視野の拡大が、速読術マスターの肝、かも知れません。
体験上確実に言えることは、こういった訓練は、1度に長時間やるのではなく、短時間でいいので毎日欠かさず行うのが成功の秘訣です。
気軽にどこでも訓練できるのも、iPhoneならではのこと。。。
一概には言えませんが、キチンと訓練すれば、1週間から10日くらいで、かなりの速度アップ効果は得られると思います。
たかが200円と、侮る無かれ・・・・・・。