もう何度でもいいますが、会計事務所出身にもかかわらず(であるがゆえに、かも知れませんが)、日々の会計処理、及び決算事務、大がつくほど、キライです(;_;)。
なので独立以来ずっと弥生会計のお世話になりっぱなし。
それも最近ではiPhoneアプリとの連動でかなり楽にはなってきました。
弥生会計のデータをリアルタイムに入力出来る「BizNote for 弥生会計」を試してみた
そんな私の目を釘付けにしたのが、Taxbirdという会計サービスの、
「レシートを撮るだけで確定申告。」
というキャッチコピー。もう私にとっては糸井重里並!の突き刺さるコピー。。。
このTaxbirdなるウェブサービス、日々の会計処理はレシートや請求書等をiPhoneのカメラで撮るだけ、それをOCRのみならずKYBER同様人間の目視でチェック、99.9%の精度で自動仕訳処理してくれる、という有り難さ。
さらにそのデータから月別決算書や固定資産台帳、青色申告などの書類も作成、その上「弥生会計」とも連携出来る!と聞けば、これはもう試さざるを得ません。
まずはwebでのアカウント作成から(1週間の無料トライアル有り)。
とりえず無料トライアルにて登録、最初に自分のビジネスの業態を選択。
それぞれ以下のような区分、ですが日本では現在のところ「個人事業」の青色申告のみ対応(月額1,980円)、ということで、とりあえず「FREELANCERS」を選択(法人向けサービスが始まったら正式に使ってみようと思います)。
続いて「事業者情報」を入力。ここでも未だ「法人」は選択不可。
あとはただ、iPhoneの専用アプリTaxbirdでレシートや請求書、通帳などをパシャパシャ撮るだけ。
あとは自動でデータ転送、仕訳処理も自動化。素晴らしい。
仕訳エンジンは、弊社独自のアルゴリズムにより「証憑データ」から「仕訳」を分析/出力するエンジンです。
お客様の業種・証憑発行元の情報・その他の情報を総合的に加味し、最適な仕訳を出力します。
この仕訳エンジンにより出力された仕訳データは、この後「目視検収」に回されます。
という仕組みらしい。
単に紙ベースの証憑類から自動仕訳してくれるだけでなく、(個人事業者の場合)青色申告書まで対応(最大65万円の青色申告特別控除にも対応)、さらに弥生会計など他の会計ソフトとのデータインポート・エクスポートのOK、ということで、これは今後かなり期待できるサービスだと思います。
一刻も早く法人対応を期待しますが、まあ考えてみれば日々の入力をこれで行い弥生会計で決算処理、でも問題ない気もします、弊社のような零細法人であれば。。
いずれにしても、アプリとネットを介しての人的会計アウトソーシングと考えれば、かなりの低コストであることは間違いないわけで、ミニマムなビジネスやフリーランスにはありがたいサービス。
今後の進展を見守りたいと思います。