「プラットフォーム戦略」は、中小・零細企業にこそ必須の勝ち残り戦略

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例えば、ラーメン屋がラーメンを売って稼ぐ、あるいは、靴屋が靴を売って儲ける、言ってみれば当たり前の、普通の「商い」の常識。

でも今となってはこの「常識」では、「稼げず、儲からない」。それを一般には、「不況」という陳腐な言葉でいつまでも折り合いを付けていますが・・・。

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今から10年ほど前、私がコンサルをしたクライアントで、夫婦二人で営む10坪程度の普通のめがね屋さんがありました。

ご多分に漏れず、大手メガネチェーンの激安ショップの攻勢に、為す術もなく売上は急激な放物線。廃業余儀なし、な状態に。

そこで私は「あること」をネットで大規模アンケート調査しました。

すると、、、業界の「常識」ではけして思いもつかない、ある「強烈なニーズ」が、ある特定の「ターゲットグループ」に存在することが判明。

起死回生の一発、躊躇する余地なし、ということで、そこそこ大量にあった「普通のメガネ」の在庫を一斉処分し、とあるブランドの「専門ショップ」としてリニューアルさせました(すみません、詳細は守秘義務により伏せさせていただきます)。

即座に「ある特定のターゲットグループ」が愛読するであろう雑誌類に、最小枠の広告を掲載。

すると、、、半径数キロの既存顧客は全て失いましたが、代わりに日本全国からその対象顧客が文字通り殺到し、数ヶ月で月商は以前の20倍以上に。。。

とまあ、ここまでは「プラットフォーム」というより「フォーカス・差別化」戦略なのですが、そのブランドは、眼鏡類の他にも、そのロゴを冠した様々なアイテムを有していたので、けして安くはないそれら「眼鏡店にはおよそ置いてはいない」ような商品も、飛ぶように売れ出しました。

顧客にとってはある意味「ワンストップショッピング」。これも立派なプラットフォーム戦略です。

さらに、この店に集まるのは、「ある特定のターゲットグループ」。商品のブランドは、あくまでも彼らの特定の「ソリューション」を保証する「記号」であり、この店に遠路はるばる訪れる第一義の目的ではない。

あくまでも、「特定の趣味や職業」などがその商品と技術を必要とし、それが来店の「真のニーズ」であった、ということ。

そしてそれは、自ずとそこに自然発生的コミュニティを生成し、新たな「特定のターゲットグループ」を引き寄せ、また、ブログや今ならツイッターなどを通じて、同好の士特有の「最強のクチコミ」という、多額の広告を遙かに上回るマーケティング効果をも、意図せず生み出しました。

まさに「火を見るより明らか」な程、ビジネスがプラットフォーム化すると「莫大な利益」を生み出します。

実際、毎月の資金繰りの悩みはどこへやら、一転して多額の税金対策に頭を痛める状況に。

先日読み終えたプラットフォーム戦略に、「勝てるプラットフォームの3つの特徴(P60)」という記述があります。

その3つとは、

1.自らの存在価値を創出する

2.対象となるグループ間の交流を刺激する

3.統治する

シンプルにして効果絶大。それが「プラットフォーム戦略。

確かに今最も勢いのある企業群、google、アップル、アマゾン、楽天etc。

がしかし、「プラットフォーム戦略」の甘い果実は彼ら大企業だけの為のものではなく、むしろ苦境にあえぐ中小・零細企業こそ、今すぐにでも享受すべきだと私は思っています。

ただしこの「プラットフォーム戦略」には注意すべき落とし穴も、存在します。

まずはこのプラットフォーム戦略を参照し、自社のビジネスにどう落とし込むか、お盆休みにでもじっくり考えてみるのもいいかもしれません。

たぶん、どこへ行っても暑いだけでしょうから・・・。

プラットフォーム戦略
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